BG無洗米「愛を米」

BG無洗米「愛を米」

BG無洗米がとがずに炊けて、そのうえおいしい理由

BG精米製法は、「水をまったく使わず」お米を研ぐのと同じことを精米の段階で済ませてしまいます。
お米を何度も洗うと、お米そのものが持っている天然ビタミンなども洗い流されてしまいます。
BG無洗米は、まったく水洗いせず炊けますから、ナイアシンやビタミンB1が、従来の精米方法のお米に比べても多くなっています。
手間も時間も節約できる新しいお米<BG米>です。

基本原理

ヌカでヌカを取るBG精米製法

BG精米製法は、正式にはブラン・グラインド精米製法といいます。
ブラン(BRAN)は日本語で「ヌカ」、グラインド(GRIND)は「削る」という意味です。
通常精米した後に、表面に残った粘着性の高い肌ヌカを、同質の粘性のあるヌカではがしとるようにして完全に取り除く製法です。

お米の歴史上、革命的な精米製法の発明

これまでの精米方法では、完全に肌ヌカを取りきることはできず、洗米せずには炊飯することができませんでした。
しかし、人手による洗米や洗米機による洗米では、肌ヌカを取りきることができないばかりでなく、おいしさの元となる
「うまみ層」の一部まで洗い流してしまっていたのです。
このような状態で炊飯すると、お米が本来持っている味を引き出すことができず、しかも経時劣化が早い、ヌカ
臭い、黄ばみやすいといった、たくさんの不備な点がありました。

BG精米製法はヌカの中に含まれている非常に粘性の高い粘着ヌカを抽出し、その粘着ヌカに米肌に残っている肌ヌカを吸着させて取り去る方法です。

勿論、薬品や漂白剤などは一切使用しておらず、BG無洗米機に入った精白米は、本体心臓部の円筒状の機械内部で、突起のついた回転軸により攪拌されます。この時、米を当てる圧力や回転速度などの条件を最適にすることで、粘着力のある肌ヌカは瞬時にステンレス壁に付着します。この付着した肌ヌカに、他の米粒の肌ヌカが次々と付着していき、米から剥がされていきます。こうして徐々にBG無洗米になっていきます。
チューインガムが衣服についた時、水やシンナーで洗ってもきれいに取れませんが、同じチューインガムを使って吸着させるときれいに取れるのと同じ原理です。

美味しさの秘密

同じ原料玄米でも食味が上がる。

BG精米のお米は、同じ原料玄米であっても、従来の精米方法で精白したコメより、おいしいおコメになります。ご飯のおいしさは、お米の「うまみ層」にあります。この「うまみ層」を上手にたくさん残しながら、いかに「ヌカ層」を完全に取り切ってしまうかがカギとなります。

例えば、研ぎ方が不十分だと、米に「肌ヌカ」が残り、このような状態で炊飯すると、お米が本来持っている味を引き出す事が出来ません。
昔から「研ぎ名人」という言葉があるように、お米の研ぎ方(ヌカをいかに完全に取るか)でご飯の味が変わります。BG無洗米は精米行程の段階で「研ぎ名人」と同じ様にヌカを完全に取り除いていますので、同じ原料玄米でも食味が向上します。(そのお米が持っている最高の味を引き出しています。)

おいしくて栄養豊富

普通精米のお米とBG精米のお米を拡大してみると普通精米のお米はビタミン類が豊富な「うまみ層」が破壊されていますが、BG精米のお米はそのまま残り肌ヌカはきれいに取り除かれていることが良く分かります。BG無洗米はヌカ臭さがなく、お米本来の味をフルに引き出します。

海・川を汚さない

簡単で手間いらず、地球に優しい

現在、水質汚染の約7割が生活排水によるものと言われており、排水で飛び抜けて質・量ともに多いのが、お米のとぎ汁によるものです。

BG無洗米は加工段階においても家庭においても一滴もとぎ汁が出ないので、とぎ汁による海・川などの水環境汚染が防止できます。
水を注ぐだけで誰でも簡単に炊飯できるBG無洗米は、貴重な水の節約になる地球にも人にも優しいお米です。

川や湖にたまるヘドロは‘とぎ汁’が主因です!

水質汚染は肌ヌカをとぎ汁として河川に流すことが汚染の最大の原因となります。
なぜ汚染の原因となるのか?それは、とぎ汁成分が、脂肪、リン、窒素などを多く含むからです。BG精米製法では、この肌ヌカを有機肥料にして、完全リサイクルを達成しているので、水公害の王様、米の“とぎ汁”を流しません。